ベトナムの最新ビザ情報~2018年度版
2023年5月16日更新
どこの国に滞在しても、まず気になってくるのはビザ。今回はベトナムに来る前に確認しておきたい、最新ビザ事情についてご紹介します。(2018年10月現在)
ビザなしでベトナムに滞在できる条件
1. 出国日におけるパスポート有効期限が6か月以上ある。
2. 前回のベトナム出国日から、30日以上の期間が経過している。
3. 往復航空券又は、第三国への航空券が必要。
4. ベトナム入国禁止対象者リストに属しない。
ビザ免除の対象となるのは、日本、韓国、スウェーデン、ノルウェイ、デンマーク、フィンランド、ロシアなどのパスポート保持者です。
この場合、ビザなしで最大15日間のベトナム滞在が許可されます。
どれくらいベトナムに滞在する予定?
上記の通り、ベトナムにどれくらい滞在する予定なのかによって、ビザの有無や取得期間が変わってきます。
15日間までの滞在の場合、観光目的でベトナムへ入国する際はビザの取得は必要ありません。2週間もあればベトナム中を旅するのには十分ですので、短期の観光の際はビザの取得はなしとなります。
ただ、ビザなしで入国する際、入国審査のときに帰りのフライトのチケットの提示を求められます。そのため陸路でのベトナム入国であっても、予め帰りのフライトやバスのチケット(予約してあるという証明できるもの)を用意しておくことが必要となってきます。
それ以上の日数を滞在する予定の場合は、ビザが必要となってきます。現在取得できる観光ビザは、1ヶ月と3ヶ月のビザになります。3か月というのは、最大で88日を示します。
出入国の自由から決まる、ビザの種類
ベトナムのビザには2種類あります。それによって値段も違ってくるので要注意してください。
シングルビザ
ビザの期間内であっても、一度ベトナムを出国してしまえば、そのビザを使ってもう一度ベトナムで入国することはできないビザ。
マルチビザ
ビザの期間内であれば、何度でもベトナム出入国が可能なビザ。
ビザの期間内に、ベトナムを拠点にして隣国ラオス、カンボジア、タイ、中国などへ行く予定のある方は、マルチビザにすることをおすすめします。
ベトナムを期間内に出る予定のない方は、シングルビザにすることで費用も抑えることができるのでそちらをおすすめします。
ただ、ここでご注意いただきたいことがあります。両ビザとも出国してから(マルチの場合はビザ期間が終了してから)1ヶ月間はベトナムへの入国が不可になります。
入国したい際は、再度ビザの申請が必要になるので注意してください。
前回のベトナム出国日の翌日から起算して、31日以上の期間が経過していれば、ビザなしで15日以内の入国が可能となります。
ビザの取得方法と費用
日本で取得する場合
東京にあるベトナム大使館か、大阪と福岡にあるベトナム領事館でビザを発行することができます。
料金はビザの種類によって異なりますが、5,500円~。
■ ベトナム大使館
住所: ₸151-0062 東京都渋谷区元代々木町50-11
電話番号::03-3466-3311
開館時間 : 9時半~12時、14時~17時 (月曜日~金曜日)
■ 大阪ベトナム総領事館
住所:〒590-0952 大阪府堺市堺区市之町東4-2-15
電話番号:072-221-6666
開館時間:10時半~12時、14時~17時 (月曜日) / 9時~12時、14時~17時 (火曜日〜金曜日)
■ 福岡ベトナム総領事館
住所:〒810-0801 福岡県福岡市博多区中洲5-3-8
電話番号:092-263-7668
開館時間:9時~12時、14時~17時 (月曜日〜金曜日)
ベトナムの空港でのアライバルビザで取得する場合
ハノイのノイバイ空港か、ホーチミンのタンソンニャット空港、ダナン空港での発行が可能です。
陸路での発行はできませんので、ご注意ください。観光シングルビザの場合は一律25ドル、観光マルチビザの場合は一律50ドルです。
またアライバルビザの料金支払いは、アメリカドルしか受け付けておらず、ベトナムドンや日本円、カードでの支払いはできません。ATMもないので、日本で事前にアメリカドルを用意してください。
日本で取得する方が高いですが、必要な書類に不備があったりした場合、また行って日本語で申請することができるという点では安心できます。アライバルビザは20分程度で済みますし、大使館の場合はその日中での受け取りが可能ですが、領事館の場合は発行に約1週間程度かかり、再度領事館へ向かうか郵送(有料)での受け取りになります。
時間に余裕のある方や初めてベトナムへ渡航される方は、日本で発行した方が不安も少なく済みます。
ビザ申請に必要なもの
日本、ベトナムどちらの国でビザを発行する場合も共通して必要なものがあります。
申請必需品その1:写真
一つ目は3cm×4cmの証明写真です。実際は1枚あれば十分ですが大使館ホームページには3枚必要とかかれており、念のため複数枚用意しておくと良いと思います。
申請必需品その2:申請用紙
申請用紙については、到着後に記入は可能です。ただ予め記入しておくことも可能ですので、よりスムーズに申請するためにで前もって記入しておくことをおすすめします。
アライバルビザの場合の申請必需品:招聘状 (インビテーションレター)
手配会社へオンラインで招聘状を申し込み、ダウンロード、印刷しておくことが必要です。
当サイトでも、招聘状の発行申請が可能です。
いかがでしたでしょうか。
ビザ情報はめまぐるしく変化しているので、日本のベトナム大使館のホームページも確認することもおすすめします。しっかり準備をして、ベトナム旅行をお楽しみください。
ホーチミン観光情報ガイドが最近書いた記事
【ホーチミン旅行 おすすめ】観光、グルメ、ショッピングのベスト10!今すぐ行きたい場所
もしハノイが「千年の歴史を持つ静かな女性」だとしたら、ホーチミン市は「若々しく現代的な男性」といえるでしょ...
ホーチミンで極上の癒しを体験!スパリラクゼーション完全ガイド
ホーチミン市は、観光だけでなく、スパ文化が充実している都市としても知られています。特に旅行者にとっては、観...
ホーチミンで迎えるカウントダウン – Elisa Floating Restaurantのスペシャルディ...
ホーチミンの年末年始といえば、サイゴン川沿いのディナークルーズが大人気ですよね。でも、「ちょっと特別な夜を過ごした...
戦争遺跡を日本語で深堀り!クチトンネルで戦争の真実を一生に残るリアルな体験
1.クチトンネル初心者必見!日本語対応を最大限に活用する方法 ホーチミン市から車で約1...
『ベトナムローカル市場完全網羅』市場でお土産を探してみよう!
ベトナム旅行で市場巡りは欠かせない体験の一つです。ホーチミンを中心としたベトナム各地には、地元の文化や活気...